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投稿日: 2009.04.20 00:00
更新日: 2018.02.15 12:56

【トヨタF1】2009年F1世界選手権 バーレーンGP


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2009年F1世界選手権 バーレーンGP

2009年4月20日(月)

日時:4月26日(日)中央ヨーロッパ時間午後2時(日本時間午後9時)
第4戦 (全17戦)
開催地:バーレーン・インターナショナル・サーキット
距離:5.412 km (57周)
最速ラップタイム: 1分30秒252 (2004)
歴史:バーレーンGPは2004年以来、毎年、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されている。2006年にバーレーンは、F1世界選手権の開幕戦の舞台となった。

中国GPの後、パナソニック・トヨタ・レーシングは、サクヒールのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるバーレーンGPのため中東に速やかに移動した。チームは、2月に2週間、同サーキットで、TF109のテストをし、711周以上、距離にして3,847キロメートルを走破した豊富な経験を有効に生かすことができる。中国では、ヤルノ・トゥルーリはライバルに背後から追突されリタイヤとなったが、ティモ・グロックは、7位入賞を勝ち取り、トヨタは今までのところ全戦ポイントを獲得している。オーストラリアと中国と同様、バーレーンでも、ブリヂストン・ポテンザ・タイヤの、スーパーソフトとミディアム仕様を使用。トヨタはバーレーンでのレースに強く、2005年、ヤルノ・トゥルーリが2位になるなど表彰台をすでに経験している。最近では、昨年、ティモ・グロックは、ギアボックスのトラブルで、惜しくもポイント獲得できず9位であったが、ヤルノ・トゥルーリは6位入賞を果たした。

ヤルノ・トゥルーリ  : カーナンバー9
「冬季テスト以来のバーレーンでの走行を楽しみにしている。バーレーンで初めて、ドライコンディションで、TF109をテストしたが、競争力の高いパッケージだとすぐに分かり、シーズンが始まり、それを証明できた。テストではクルマは力を発揮できたので、今週末も期待しているし、上位争いができると思う。レース時の天候やトラックの状態は、テストの時とは違うが、それでもセットアップの情報は使えるうえ、2種類のタイヤに関しても経験がある。いつものように、精一杯やるし、チーム全員、盛り上がっているので、レースがうまく行けばと思う」

ティモ・グロック  : カーナンバー10
「バーレーンGPは面白く、独特のサーキットだ。セットアップに関しては、バランスを取るのが難しい、ストレートでのスピードと低速コーナーでのグリップをうまく両立させなければならない。砂漠を吹く風が、バーレーンでは特に問題で、毎周、風向きが変わる。悪い方向から吹くと、クルマが少し不安定になるが、予想できることなので、対処する準備ができる。去年は、初めてのポイントを稼げたところだったのに、些細な技術的な問題で、8位に届かず、ついてなかった。今シーズンは、昨年に比べはるかに良いスタートを切れたし、このままの調子を続けられる自信がある」

パスカル・バセロン  : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「バーレーンテストで、かなりの周回を走行したことは、TF109の開発にすごく役立った。このサーキットでのセットアップとスリックタイヤの経験は、レースにも同じように生かせるので、金曜のフリー走行ではさらに新しいことを試すことができる。2月のテストで、スーパーソフトもミディアムも使用したが、どちらの性能も高く、大きな問題となることはないだろう。一方、ブレーキにとっては、17戦中で、もっとも厳しいサーキットになると想定している」
 


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